※写真は店主さんとのツーショット!
本日、衝撃の出会いがありました。
「吉祥寺千恵蔵さん」
表の看板から、惹き寄せられるようにお店に入りました。
店内は商品ごとに細かな説明があり、ただ、その商品がどこでも見たことが無い物ばかり。
では、例えば「オーガニック」あるいは「マクロビ」に特化しているのか、
と商品を細かく見るが、全てオーガニックのものもあるが、ほとんどがその縛りからは離れたもの。
新しくお店にお目見えした「シフォンケーキ」のトッピングに使えそうな、ジャムやピーナッツバターを見つけ、全てオーガニックの、チョコ等をレジに持ってゆき、店主さんに、
自分のお店が全てオーガニックのものを扱っていること、それもあり、お店の中で全てオーガニックのものを紹介してほしいというと
それにあたるものをご紹介。
そして、店主さんは、自店の品ぞろえのポリシーについて語ってくださいました。
「全てオーガニックにすると、それを買いに来るお客様が極端に減ります。(武蔵市の年収やらの数値的な説明があり)毎日買い物に来ていただけるものを(厳選)して、全国を探して品揃えをしています」
また、店内にあるその他の食品も、特にメーカーさんがこだわって作っていたりのエピソードをたくさん話してくださいました。コロナで取り寄せができなくなり、今ある在庫で終わり。という商品、思わず当店のお客様の分も購入。
【ご自分が食べるものをお客様へお裾分けがコンセプト】
その商品の情報量が半端ないことが分かり、オープン前からのこだわりを通して商売をされておられること。
同じ商人として、大きな学びをいただきました。
また、店主さんは「自分の足で(商品を)探す、人が減りました。昔はもっと足を使った人も(たくさん)いました」とのこと。
こういうことが言える店主さんがすごい!
また、あるチョコレートについて尋ねたところこんな話を
「昔は洋酒入りのチョコが普通に売られていて、自分も小さい頃に食べて酔っぱらうと言う事もあったが、メーカーさんが、酔わない物を作り始めたことで、洋酒(アルコール)を使わなくなりました」
なるほど、それはよくわかります。メーカーさんたちが何を目的にモノづくりをするのか、というポリシーが変わっていった背景は、安価で手軽にいろいろな味の添加物の普及も手伝っているとも思いました。
店主さんのお話がとても興味深く長々話している間も、お客様や納品をしに来る方等が次々においでになっていました。
地域の商人の方との連携もしっかりされておられるんだなあ。と感じました。
最後にたまたま帰ろうとしたときに可愛い声で「ひな祭り」を唄ってくれた4歳のお嬢さんとお友達になりました。
「毎日買い物に来てくれるお店」を「自分が食べたい物を販売する」というコンセプト。
その為にこだわってこられた店主さんの姿勢に人としての生き方を学んだように思えました。
感謝。
□吉祥寺 千恵蔵さん
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