亡くなった私の父は、昭和5年生まれで、小さいころは祖父の仕事の関係で(と聞いていました)台湾で育ったそうです。
その父がよく話てくれた果物の事と言えば
「バナナ」と「パイナップル」
両方ともに、父が台湾にいたころに、よく食べていたもの。
「バナナ」はよく木に登っていたそうで、
あの独特な実のなり方の話や、日本への輸入前は青いままであることなど話してくれました。
父は小さいころ兄弟がたくさんで、あまりたくさん食べ物をもらえないことから、「バナナ」をいただこうとして、
青くてかたいバナナは美味しくないと学んだそうです。
おそらく私が生まれるずっと前、バナナは貴重品だった。
熱を出して風邪をひいていたり、そんな時のごちそうだった。
そして今。
私にとって貴重なバナナと言えば、これ

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メキシコ産で無農薬・化学肥料不使用。
これだけでも価格が上がるというのに、加えて
株式会社ファーマインドさんは、札幌から福岡まで全国14拠点に加工センターを備えています。いずれも輸入主要港や国内産地への近接性、出荷の利便性に優れた立地です。そこで体系化された効率的なシステムがあり、価格も抑えて、全国のスーパーにこの値段の有機栽培バナナが並ぶことになっているようです。
因みに同じ「有機栽培バナナ」を自然食品店で購入すると、400円前後のお値段がついています。
原産地から流通加工に至るまで、この2種類はおそらく全く違うルート(手間)を通って市場に出ているんだと思います。
どちらにせよ、体に優しいバナナを安価で提供いただいている企業努力は、安心安全な食品で健康づくりをしたい私たちにとっては、とてもありがたいことです。
父が話してくれた、台湾産のバナナの味は、私にはわかりません。
ただ、戦前の話でもあり、おそらく農薬等は使っていないと思われます。
私には、そんな父の想いでの「バナナ」と、この私たちの生きるを考えた取り組みで手に入る「バナナ」。
全く違う価値を持つ2つの「バナナ」に、高度成長期下、経済がもたらした農薬・化学肥料の為に、体に良い商品の提供に取り組む企業努力の有難さを痛感します。
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