自分一人でもできるように教えていただき良かった!~伝統工芸士荒川泰代さん草木染ワークショップ無事終了! 2019.09.28 今日の学内 特別講座 本日、愛知県名古屋市から車で7時間半かかって、伝統工芸士荒川泰代さんにおいでいただき、草木染ワークショップを行いました。 まず、荒川先生からは、有松(現在の愛知県知多郡阿久比町)で絞りが考案されたストーリ-を教えていただきました。 当時産業の無かった有松で、やがて絞業が独立した産業となり、村発展の原動力になり得たそうです。 その時に考案された絞りが 「やたら三浦」と言う絞り。 荒川先生が専門とされている絞り。本日は先生が作った「やたら三浦」の染をされた、素晴らしい洋服を着て見せていただきました。 そして、ワークショップです。 本日はセイタカアワダチソウと小豆の煮汁を使い、染め、そして「手で搾る絞り染め」を教えていただきました。 写真でお伝えいたします。 草木染に絞りを加えるため、手で搾る方法を教えていただきました。はじめのうちはなかなかうまくできませんでしたが、何回かやるうちに手技が分かってきました。 このように直接一人づつ先生から丁寧に教えていただきました。 セイタカアワダチソウの染液(事前に先生のご主人が草を取り、先生が作ってきてくださいました)に水につけて搾った生地を沈ませます ミョウバン液につけます しばらくすると色の変化が、美味しそうなレモン色になりました♪♪ そして、次は、等大学の名物おはぎ名人手作りのおはぎ、に使う小豆の煮汁で染めてみます、絞りで挑戦しました 本日ご参加のお客様からの感想をいただきました。皆様ありがとうございます。 「本日の草木染ワークショップとても楽しくためになりました。やってみたいとは思っていましたが、実際に体験でき、わが家でもやってみようと思いました。畑の作物を使ってやってみようと思います。「講師の先生」ありがとうございました。次回が楽しみです。ありがとうございました」 「とても楽しかったです。イブン一人で出来るようにしていただいてよかった。これからの人生、楽しくなるよね」 「楽しく染める事が出来ました。糸1本で、いろんな模様になる(はず、楽しみ!)絞りが出来る事、どんな色になるかが、やってみないとわからないところが、興味深いです。色んな草木で染められる事、捨ててしまいがちなもので出来る事、がまた良いです。大豆の煮汁、小豆の煮汁、アクが強くでる草、が出たときに、家でも試してみたいと思います。乾いた後に、糸を外して、模様を見るのが楽しみです」 「草木染をやってみて草木によって色が違うというのが、とても面白いと思いました。また、絞りの仕方等も色々な方法があり、かわかしてみたらどんなふうになるのか、とても楽しみです。自宅でも出来るように、教えていただき、有難うございました。また、次回も是非参加したいです。」 本日ワークショップ中に、1日がかりで、じっくり学びたい、と言うご希望がで、次回も開催を前向きに検討してくださることになりました。 本日出た案では、前の日に液を作り、そして翌日にお昼をはさんで、午前に絞り、午後に染め。 せっかく遠路からおいでいただく荒川先生の技術を時間をかけて学びたい、という要望でした。 先生も細かなご提案もいただきながら、半年後?本日おいでになった皆様は、皆、参加したいとの事。 是非開催を実現したいと思いました。 荒川先生が教えていただく中で印象に残ったのは、「草や野菜、今日の小豆の煮汁等、身の周りのものでお金をかけずにやる」と言うご提案でした。染める生地もご家庭にある肌襦袢を使う、等。 そして、本日も染め方、絞りの方法など、何度も繰り返し教えてください。「是非ご自分でも染めてみて」とお勧めでした。 高い技術を持つ「伝統工芸士」その使命は、沢山の方に広める事、だそうです。 縛りなく何でも優しく教えて下さる荒川先生のその大きな目的に対する使命感を感じました。 荒川先生、昨日より、遠路からおいでいただき、惜しみなく教えていただき、本当に有難うございました。 是非次回もよろしくお願いいたします。 □荒川先生による、次回ワークショップは日程内容が決まり次第、「お知らせ」でお伝えいたします。是非お楽しみに‼! こちらは、己書の師範でもある、荒川先生から頂いた嬉しい1枚です。笑顔に込められた先生のメッセージありがたいです。 □特別講座⇒学外からその道のプロの方をおよびした講座の事です。 以下に今回の荒川先生の講座はありませんが、現在企画している各種講座の案内があります。荒川先生の次回講座はこの1つとして企画しようと思っております。是非ご覧ください https://fujinuma-campus.com/special_course/ 貴方の願いを天に届け~「応龍」「わらじ地蔵」「昇龍」に皆様の願いを託します後編 前の記事 今日の一枚 9月28日 次の記事